最も面白い戦争ゲーム、将棋。

さいきん将棋に凝ってます。きっかけは漫画『3月のライオン』なんだけれども、会社の同期社員がハマっておりいろいろ話を聞く内に自分もやってみることに。始めてみると、将棋というのは様々な戦法・戦略があり、それぞれの方法論がいろんな方向へ向けて確立されている(急戦で終わらせる/長期戦に持ち込む/相手に攻めさせてカウンターを狙う等)、また9×9(81マス)という狭いフィールドだからこそ1手1手に遊びをつくることが出来ず、なにこの超ミニマムな戦争世界…おっもしろ…!と惚れました。例えば将棋初体験の少年時代なんかは王将はそのまんま置いといて、まず歩や飛車で攻めて、こっちの王将が狙われだしたらやっと逃げ始める、くらいのテンポだったんですが、それは甘い。本当の将棋は攻める前に「囲い」といって王将を守る陣形をつくっておく。それからお互いの歩を交換しつつどのように攻めるか形作っていく。順番が逆なんですね。「戦型」「囲い」これを1つずつ覚えたんですけど、それだけで一気に棋力が上がった気になる。(実際に上がっている) 戦争ゲームっていうと「大戦略」から「Age Of Empires」まで色々やりましたけど、そのどれよりもエキサイティングでスリリングだなーと。まさか身近にこんな面白ゲームがあったんだなーと。いまは、ゆるゆると将棋を勉強していって60歳になる頃には将棋ファンを名乗れるくらいの棋力を身につけることが目標。